開催日:2013年7月2日(火)
テーマ:「落語&暑気払い」
講 師:立川志の春(たてかわ・しのはる)氏
場 所:
Cafe & Dining SCENE(シーン)
第40回不動産金融塾は、納涼特別企画として落語家の
立川志の春 氏をお招きして、「落語&暑気払い」を執り行いました。
頭をからっぽにして落語を楽しんで、後はいつも通りお酒飲んで楽しみましょうという企画です。
新作落語「ナンシー」と古典落語「井戸の茶碗」の2席をご披露いただきました。
新作落語が終わり一旦休憩というところで、出囃子担当がトイレで不在というハプニングが起こりましたが、話の終盤をもう一度タイムマシンのようにやり直して出囃子で締め直すという演出で切り抜け、これもまた盛り上がりました。
ところで、立川志の春氏は、米国イェール大学卒業後三井物産に入社。25歳の時にたまたま巣鴨で立ち寄った寄席で、立川志の輔師匠の落語を聞いて心の底から感動し、早速会社を辞めて弟子入りしたという筋金入りの経歴の持ち主です。
今回は、その時の立川志の輔師匠と同じ演目「井戸の茶碗」を披露してくださいました。
言われれば語り口調が立川志の輔師匠にとても似ているようにも感じました。
また帰国子女という英語力を活かして英語落語というものに取り組んでおられ毎年シンガポールで現地の方を相手に披露しているとのこと。
英語落語についても少し実演してくださいました。
英語でやっても日本語と同じように楽しめるということがひしひしと伝わってきました。
ただダジャレは直訳できないので要注意とのことでした。
ちなみに新作落語「ナンシー」というのは、誕生日おめでとうございますと部下に声をかけられその情報ソースが気になる上司とその部下のやりとりで、久しぶりにお腹を抱えて笑いました。
懇親会も立川志の春氏を交えて盛り上がり、企画の目論見通り頭をからっぽにして交流を楽しむことができました。
参加者50名。満員御礼。今回も良き学びと出会いを楽しめました。それにしても立川志の春氏の落語は最高に面白かったです。