開催日:2011年1月18日(火)
テーマ:「日本の不動産の景気循環の激しさとグレーターチャイナマネーの日本投資動向」
講師:山本治男(やまもと・はるお)氏
株式会社ラルゴ・コーポレーション 代表取締役
場 所:
Cafe & Dining SCENE(シーン)
第25回不動産金融塾は、中国の投資家開拓に勢力的に取り組まれている株式会社ラルゴ・コーポレーション 代表取締役 山本治男(やまもと・はるお)氏に、「日本の不動産の景気循環の激しさとグレーターチャイナマネーの日本投資動向」というテーマでお話いただきました。
不動産業界歴40数年の山本治男氏のお話は、具体的かつ説得力にあふれるビビッドなものでした。
前半の日本の不動産の景気循環のお話では、年表を使われ、過去4回あった不動産ブームをわかりやすく解析し、今後の不動産マーケットを予測されました。
年表には、青山5丁目付近の坪単価という独自の指標をベースに単価を上げ下げする要員の個別かつ具体的に解説には思わず納得でした。
中国マネーのお話でも、独自につかまれた具体的な事例をふんだんにもちい立体的な解析をしてくださいました。
最後にいただいた「2011年、不動産は上がり、中国マネーは大きく動く。乗り遅れるな」という力強いメッセージは心に深く刻まれ、とても印象深い講演でした。
また質疑応答も活発になされ、参加者の意識の高さを強く感じることができました。
質疑中、為替等に関する専門的な質問も飛び出し、中国市場ご担当の株式会社ラルゴ・コーポーレーション 副社長 藤木泰郎氏が飛び入りでご説明をされるという場面もありました。
講演の余韻で懇親会も熱気に満ちたものなり、年明け第1回目にふさわしい不動産金融塾となりました。
山本社長、藤木副社長、そして準備にご尽力いただいた堀田取締役、並びに参加者の皆様、誠にありがとうございました。
(左:山本治男氏、中央:全景、右:藤木泰郎氏)