開催日:2011年4月13日(水)
テーマ:「人口減少社会における不動産投資ビジネス ~なぜ、町の不動産屋はつぶれないのか」
講師:牧野知弘(まきの・ともひろ)氏
オラガHSC株式会社 代表取締役
場 所:
Cafe & Dining SCENE(シーン)
第26回不動産金融塾は、オラガHSC株式会社 代表取締役 牧野知弘(まきの・ともひろ)氏に、「人口減少社会における不動産投資ビジネス ~なぜ、町の不動産屋はつぶれないのか」というテーマでお話いただきました。
牧野氏は、メガバンクからボストンコンサルティンググループ、三井不動産、そしてJ-REIT社長という非常に貴重な経歴の持ち主です。
本年2月にテーマのサブタイトルと同じ名称の「なぜ、町の不動産屋はつぶれないのか」という書籍を執筆されたばかりで、その内容がご講演のベースとなっています。
人口減少と不動産床の供給過剰、これが何を日本にもたらすのかという背筋も凍るようなお話しを具体的なデータに基づいてわかりやすくお話ししてくださいました。笑)
それにしても牧野氏のプレゼンテーションのレベルの高さには圧倒されました。
とても難しいことを説明されているのに、難しい言葉をほとんど使わず、非常に平易な言葉でよどみなく説明していきます。
聴衆がどんどん引き込まれていくのが肌で感じられました。
実は今回の不動産金融塾はもともと3月17日、忘れもしない海江田経産相の大規模停電発言の日に開催予定でしたが、同発言により開催直前2時間前に延期を決定し、今回にリスケされた経緯があります。
2011年度開催分の収益をすべて大震災復興の義援金として寄付すると決めたのも今回からです。
牧野氏も会の主旨にご賛同くださり、講師料を全額っ寄付してくださいました。
参加者の方からも、お釣りも寄付してくださったり、参加できないけど参加費は振り込むので寄付して欲しい等、主催者として胸が一杯になるような温かいお言葉、ご支援をたくさんいただきました。
懇親会でも皆さんからお力強いお声かけをいただき、心より感謝申し上げます。
皆様のお気持ちのこもった今回の収益103,000円は、日本赤十字社を通して大震災復興の義援金としてしっかりと寄付させていただきました。